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3章
葬儀社選び まとめ
葬儀の裏技 お教えます
この章では、1章・2章でお伝えした葬儀社選びのポイントのまとめと、それ以外のお役立ち情報をお伝えします。
追加代金に関する報道がある事情から激増しています。(第4章参照)
当社が新聞社と共同で行った調査でも、見積の9割が追加代金の発生する「不誠実な見積」でした。
葬儀では相見積もりは通用しないので、以下の方法を参考にトラブルを回避していただけたらと思います。
財布から全部でいくら支払うのか?が事前にわかること。
(理不尽な追加代金がないこと)
また、葬儀社の押しつけによる「押し売り」がないこと。
※これを実現するためには、事前に葬儀社を探すしかない。
予備費を見積に記載する葬儀社は、「最大いくら」を意識した見積をすることが多いので、追加代金の可能性は低い。
葬儀の提供内容は各社異なります。
また近年、「温かい」「寄り添う」といったプラスイメージの宣伝文句を並べる葬儀社が増えていますが、実際に頼んでみると期待外れだった、ということも珍しくありません。
葬儀社は内容的な分類として、量産型と提案型に分かれます。支払額はどちらも同じ。
ここでは温かい葬儀に本当に取り組んでいる提案型葬儀社の見分け方をお伝えします。
限られた時間の中で、故人と向き合ってきちんと過ごせること。
最近は
などの状況にあり、短時間でも対面時間の質を上げるための工夫や、体調等の事情で参列できない故人様の兄弟への配慮偲び方の提供が重要となっている。
【具体例】
立会納棺の実施・思い出コーナーの宝箱化・写真スライドの無料化・オンライン追悼コーナーの提供など
大切な人を失った喪失感や自分自身に向けられる無力感が「火葬前」に緩和されること。
葬儀後に家族を苛む要素の主なものに、「してあげられなかった後悔」がある。
もう何もしてあげられない、という思いが、自分自身を責める状況をつくる。
なので、
といった「体験の導入」を行う。
できなかったこともある。でも、●●はしてあげた。この記憶が後日、家族の心を慰めてくれる。
【具体例】
※2や3については、「温かい」」「癒される」などの広告が多いが、実際には「取り組みなし」のケースが多い。
思い出話をしながら過ごせればいいから何もいらない、そうした意見は多いのですが、「思い出話のきっかけ」がないと近況報告会になりがちです。
懐かしい写真や愛用品があれば、自然と思い出話がはじまります。
はっきり言って、思い出コーナーや写真スライドを制作するのは手間がかかります。
でも、提案型の葬儀社では、思い出コーナーの仕上がり一つで参列者の過ごし方、思い出話の量と質が変わるのを知っているので、工夫しながらしっかり作り込みます。
また、思い出コーナーなどの「価値系アイテム」は有料化すると買わない、とする生活者が多いので、独自の工夫で無料化する葬儀社が多くあります。
費用が同じなら偲べる、癒される葬儀のほうがいい、と思うのは当たり前なので、葬儀社の広告をみると、寄り添う、温かい、などの言葉が溢れているが、実際に頼んでみてがっかりする、ということが多い。
本当に取り組んでいる葬儀社は自慢したいので、ホームページに「事例」や「お客様の声」として掲載している。
また、同様の冊子資料を用意していることも多い。
単に親切だった、きれいだった、ではなく、こんなところが素晴らしかったとしっかり書かれていること。
ちなみに、葬儀社ランキングやクチコミサイトは広告なので当てにならない。
遠回しに費用を確認される、など冷たい感じならアウトです。
point!葬儀社は「儲け重視派」と「人情重視派」に分かれます。
Point! 本当に良い葬儀社は「具体的に 何が良かったのか」書かれている。
担当者の実務経験による練度により、葬儀の出来・不出来、アクシデント対応の可否が分かれるので、葬儀依頼の際には「担当は1級ディレクターにお願いしたい」と伝える。
point! 1級ディレクターなら、最低4年の実務経験があるので安心。