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1章
失敗しない葬儀社選び~費用編
追加代金のある葬儀社の見分け方!
葬儀後に3人に1人が追加代金を実感、など、葬儀費用トラブルは確実に増加しています。
このページでは、追加代金のある葬儀社の見分け方や、葬儀費用の基礎知識などを掲載しています。
最近の費用トラブルの傾向として、事前に費用を確認したのに騙される、売りつけられる、といった事例が増えているのが特徴です。
今後、費用トラブルは確実に増える、と言われており(第4章 参照)用心が必要です。
葬儀の総額=①プラン料金+②オプション料金+③葬儀社以外の費用
①プラン料金
祭壇や棺など、葬儀で利用する主な物品複数をパッケージにしたもの。
広告などで「葬儀料金●●円」と表示される部分。
パッケージ内容は葬儀社により異なる。
※プラン料金に含まれるものを使わない場合、権利放棄扱いとなり減額されないことも多い。
※広告の料金(プラン料金)を比較して葬儀社を選ぶ方も多いが、プラン料金が安いからと言って総額が安いわけではない。
②オプション料金
①のプラン料金に含まれない物品・サービスの料金。
例)ドライアイス追加分、受付スタッフ追加、マイクロバスなど。
③葬儀社以外の費用
火葬料金、飲食、お布施など。
こうした料金について、普通はいくらなの?という質問は多いのですが、葬儀は家ごとに参列人数や希望内容が異なるため、「普通」がありません。
自分にとっての総額を知るには、見積を依頼して個別に計算してもらうしかないのです。
葬儀社以外の支払いについては、左の表が参考になると思います。
なおチェックシートの使い方などご質問は当社宛にお願い申し上げます。
葬儀の際に確定する費用は、火葬料金と宗教者費用(お布施など)のみです。
費用を考える際には、それ以外の部分で金額を調整するようになります。
それ以外の内容については、こだわる所は予算を使い、こだわらない部分は予算を削る、といった具合に考えると良いでしょう。
ここでは、お布施の調べ方についてケース別にお伝えします。
①菩提寺、または自分で探す場合
直接お寺に「お布施はいかほど包めばいいのかご指導ください」と聞きます。
昔は「お気持ちで」と言われることが多かったのですが、最近はネットを見ると葬儀のお布施は10万円、などと書かれており、それだと困る、という事情から金額を教えてくれるようになりました。
※菩提寺がない場合、僧侶のネット僧侶について
ご自身でネットでての総額を知るには、見積を依頼して個別に計算してもらうしかないのです。
昔から葬儀社を選ぶ際には、「相見積もり」をとることが重要! と言われてきましたが、 2023年、当社が新聞社と共同で葬儀の事前相談立ち会い調査を行った際、追加代金の発生する見積書は、全体の9割にのぼりました。
これでは相見積もりによる金額の比較はできませんよね。
見積書のチェックポイントは「本当は全部でいくらなのか」葬儀社以外の部分 も含め項目と金額がキチンと明記してあること。実際の見積書では、
など不適切な見積が多く見受けられ、中には100万円以上の追加代金が発生するケースもありました。
【参考資料】
左記のチラシは以下よりダウンロードできます。
財布から全部でいくら支払うのか?が事前にわかること。
(理不尽な追加代金がないこと)
また、葬儀社の押しつけによる「押し売り」がないこと。
※これを実現するためには、事前に葬儀社を探すしかない。方法は以下に記載。
本当は、打ち合わせした内容がきちんと反映されているか、を確認すると良いのですが、なかなか難しいでしょう。
そこで、以下の2つの方法をお勧めします。
①見積を貰ったら「このほかに支払うものはない?」と確認する
こう尋ねた時、「大丈夫」と言う葬儀社は合格。
あれが掛かる、これが掛かる、と後出しで費用を加える葬儀社は不合格。
この方法は、見積を書いてもらう前に葬儀社に「全部書いて」と言わず、後で聞くのがコツ。
こうすることで、その葬儀社の「姿勢」が測れます。
②見積項目に「予備費」の項目を探す
葬儀社の中には、見積の際に「予備費」を記載する葬儀社があります。
予備費とは、予期せぬ食事や返礼品の追加に対応するための費用で、未使用の場合は0円となります。
通常、食事や返礼品は「予想される最大数」で見積に記載しますが、さらに念を入れて予備費を入れているわけです。
予備費を入れる分、見た目の見積金額は大きくなり、他社と比較される際には不利になりますが、ご家族の「見積以内で葬儀ができる」安心のために敢えて予備費を入れているんですね。
これは単純に追加代金の可能性がある、ない、ということよりも、葬儀社のポリシーとして、
という点、即ち葬儀社の「本音」が測れるので注目したい部分です。
予備費のある、なしは、非常にわかりやすい目印なので、見積を見たらチェックしてみましょう。
上記①②の両方をクリアしている葬儀社なら、費用面では安心できるでしょう。
最低でも、①は必ず実践するようにしましょう。
紛らわしい広告は今後もなくなることはありません。怒られれば一旦やめて、しばらくすると繰り返す、そんな状況です。
今は「用心」と言う意味で、事前に葬儀社を探さないといけない時代なのです。
もしも運よく、お近くの葬儀社が載っているなら話を聞いてみると良いと思います(^^♪
●掲載基準
●葬儀社名 ※地名アイウエオ順 敬称略
当社では、事前相談立ち会いサービスを行っています。
葬儀社選びにご不安のある皆様、遠慮なくご相談ください。
葬儀で大切なのは、費用と内容です。
費用がどんなに安くても、内容が期待以下だと満足できないですよね。
次の章では、内容について解説していきます。
このところ「最初と話が違う」「押し売りされた」という■社(仮称)の悪評をよく聞きます。
で、その■社の方針に付いていけない、というスタッフNさんが私のコンサル先の葬儀社に入社してきました。
Nさんが直葬を担当。
ご家族は火葬前の面会のみ、という状況だったのですが、故人様のメイク(メイク時、家族立会なし)を受注していました。打合せ後の社内での会話。
Nさん「社長、メイクって発注していいですよね」
社長「?お金貰ってるんだからするよね(何でそんなこと聞くの)」
Nさん「前の■社では、火葬場で一瞬しか対面しないようなときは「したこと」にして実際はメイクしないこともあったので、念のため確認しました」
社長「噓でしょ!!」
よくよく聞いてみたら、■社では祭壇上の果物は「線香のにおいが付くので処分しますね」と説明するので見切り品を買ってお供えするなど、とにかくお金を使わない(やったことにしてお金だけ貰う)というように指導されていたんだとか。
■社って、売り上げ(数字)は好調で、葬儀社相手に講演もしてるのにね。そこまであこぎなこと、してるとは・・
※■社と表記した理由:イニシャルで話したら、記者さんに言い当てられたので。